命令法を習うと混乱するポイント その1
lui/lei の現在形
Leiの現在形
Tuに対する命令形
Leiに対する命令形
の視点でconsigliare (勧める)を例にしてまとめてみました。
Davide mi consiglia tante cose.
ダビデ(ただの3人称)は私にたくさんのことを勧める。
●このconsigliaは、
lui/lei Lei consigliaという活用のlui に対して使うconsiglia
Signor Davide, mi consiglia tante cose vero?
ダビデさん(Signorがついているので敬語の対象)、あなたは私にいろいろ教えくれますよね?
●このconsigliaは、lui/lei Lei consigliaという活用のLei に対して使うconsiglia
ちなみに、consigliare の命令法では、
tuに対してはconsiglia
Leiに対してはconsigli
となるので、
「(tuの相手に)お勧めしてよ、お勧めしろよ」はConsigliami
●敬語以外は命令形に代名詞が付く
「(Leiの相手に)お勧めしてください、お勧めお願いします」はMi Consigli
●丁寧な敬語の命令形は代名詞を前に置く
↓
★Leiという単語から見た混乱するポイント
現在形ではconsiglia
命令形(お願いする丁寧な言い方)ではconsigli
★Consigliaという単語から見た混乱するポイント
lui/lei など普通の3人称の現在形がconsiglia
さらに、
Leiの現在形がconsiglia
さらに、
Tuに対して使う命令形がconsiglia
★つまり、一言で言うと
Consiglia
という形は
普通の現在形ならlui, lei, Leiが主語の時に使い、
命令形ならtuに使う
というのが1番のポイントです!